初めて海外でジギングしたのはハワイ島であった。
1998年9月のことである。
海外で釣りをするなら、誰も行っていないような秘境に行きたいと常々思っていたのに
なぜ、よりによって海外旅行と言えばハワイと言うほどメジャーで、
秘境とは程遠いハワイで釣りをすることになったのかというと、
嫁のお父さんが自分の娘と息子が結婚したら、
みんなでハワイに行きたいというのが長年の夢だったからで、
今回のスポンサーであるから、行く先の選択権は僕には全くなかったのである。
お父さんのリクエストはゴルフもできて釣りもしたいということで、
日本人だらけのオワフ島ではなく少し秘境に近いハワイ島になった。
どうです!
いかにもハワイといった写真でしょ!
ちなみに長男洋平の1歳の誕生日をハワイで迎えることになった。
そんな洋平にカーペンターの小西さんからうれしい贈り物をいただいた。
背中にはハッピーバースデー洋平君と書いてある。
そんなわけでお父さんが釣ってやるとハワイにも持って行ったが、
使う機会がなかったため、ピカピカのまま持って帰ってきてしまった・・・
ハワイ島は活火山の島で、今現在も噴き出す溶岩が海に流れ込んで大きな水蒸気をあげているのが一番の見どころらしい。
見どころはとにかく見ておこうと行ってみたらやっぱり凄いスケールであった。
遠く水平線に見えるのがその水蒸気
三宅島もすごかったが、どんどん溶岩が海面になだれ込んでいるところが見られるというのがすごい。
いつこうなったのか、道も溶岩に覆われていた。
たまに硬くなった溶岩の表面が薄く、その下を真っ赤な溶岩が流れているところもあるから注意してくださいというような警告の看板があったが、どう注意しろというのか・・・
ハワイ島での拠点はヒルトン・ワイコロアビッレッジというホテルだった。
これがまたびっくりするようなでっかいホテルで、文字どおりひとつの村である。
なにしろ敷地面積25万平方メートルもあり、
あまりに広いから施設と施設の移動のためのモノレールが走っているし
並行して設けてある用水路には移動用のボートが次々やってくる。
そしてその用水路にはトレバリーやバラクーダなどの大型魚を含む
南の島の魚がいっぱい泳いでいるから胸がトキメクではないか!
向こうからやってくるモノレールと魚にときめく御一行
当然家族の目をくらませてオカッパリに・・・
釣れたのはオジサン(ほんとにこんな名前)だけ。
さて、ジギングの方はというと、これもなかなか面白かった。
当時、持っていったジグ。これもなかなか懐かしいでしょ。
当時は南の島名物いろんな種類のグルーパー(ハタ類)にもびっくり。
メインターゲットはカンパチで入れ食いに近い!
僕にはこんなサイズがかなりヒットしてくれた。
さて、ゴルフが一番の目的だった嫁のお父さんにも連続ヒット!
一番でっかいのを釣ってしまいました。
そんなハワイ島での一番の収穫はこの合成写真!
僕と嫁と1歳になったばかりの長男洋平です。
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